この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君に熱視線゚
第39章 海外からの来訪者

その時はすでに弁当に手を付けていた為に、苗は晴樹の誘いを断らざるおえなかった。

そして、晴樹からの電話に受け答えする苗の横で、夏目はしきりに自分が側にいることをアピールするように、電話口の晴樹に聞こえるよう大声で喋っていた


『まて、苗!
誰と弁当食ってんだ!?』

『ん?えとね、由美と克やんと大ちゃんとだよ!』

――‥!

‥また、夏目とランチかよ!


『わかった。
もう食べてんならいいよ‥また誘うから…』

少し重たい口調でそう返すと晴樹は電話を切った。

夏目の楽しそうな声が異常に耳に障る‥

今日、電話ではなくメールをしたのはそのせいもあったのだ。



…苗……



夏目は苗のいない椅子を見つめ、制服のポケットに入れたままのUSJのチケットをくしゃっと握り、唇を噛み締める‥


克也達とダブルデートをするつもりで頼んだチケット‥

夏目は昨日のランチ時に一緒に行こうと、苗を誘ったのだが‥

『今度、兄さんと行くだよ。その後は赤ちゃん生まれそうだから家になるべくいなきゃだし。当分暇がナッシングだよ』


あっさりとそう断られていた‥


/1031ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ