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君に熱視線゚
第39章 海外からの来訪者
晴樹は今までの苗の言動と行動を思い出し、それに振り回されてきた自分を笑っていた
そして思う‥
確かに‥下手に俺の気持ちに答えを返して完全にフルよりは‥
気づかない振りして兄さんとして援助して貰う方がいいもんな‥
そのためだけに、アイツは‥
苗は‥っ俺の側にいるんだから!!
結局、俺は完全な対象外ってことか‥
「なんだ‥っ
やっぱ無理なんじゃん‥」
いろんな事を思い出し考え込んだ晴樹の心は次第にショートしはじめる‥
‥っ‥俺がッ‥
俺が傍に居たいって思っても無理だろそれじゃ!!‥
俺がどんなに傍に居たくても‥っ
晴樹は再び頭を抱え伏せぎ込む
始めから無理な話しだった‥
どんなにキスをしても想いを伝えても‥命を賭けたって苗には伝わらない‥
だって俺の気持ちはとっくに苗に伝わってる‥
伝わってるのに敢えてそれをはぐらかされてるんだからッ