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君に熱視線゚
第1章 きっかけ
イカメンって、なえちん……
一般ではイケてる面のことをイケメンと表現するが苗は、イカす面=イカメン
そうゆう風に表現していた。
なんとなく美味しそうな響き…苗はこの言葉を結構気に入っている。
「でもさぁ苗。最近の神様は特定の人に二物も三物も与えてたりするよ。
そんな人がいないとは限らないじゃん!! ダメもとで、そのくらいの気持ちは持っててもバチは当たんないって!」
「まぁねぇ、そりゃそうだけどさ…」
「じゃあそんな言う苗はどんな人がいいの?」
由美はそれならと苗のタイプを聞いてみた
「あたし!?‥‥う んあたしは…」
…!…
「あたしはねっ! やっぱ男なら絶対にルパンだな! ルパンだったらあのスネ毛も水色ストライプのパンツも全然許せちゃうんだょ! んでさぁ、お姫様抱っこされて屋根の上を走り回るの!!」
苗は有名な映画のあのワンシーンが大好きだった。
なえちん……あんたが一番現実を見てないって…
キラキラと想像を膨らませる苗をみて由美は心でツッコミをいれた。
「…でもね、なえちん…
たとえルパンみたいな人見つけても…屋根は走っちゃダメだよ。
危ないし…迷惑だから…」