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君に熱視線゚
第1章 きっかけ

「…そ、れもそだね…じゃあ、せめてお姫様抱っこかな!」


「…うん。それが妥当だね………ダイエット、頑張ろうね」


「はぃ…」


「んでも、どんな人がいるのかな〜…お隣て言っても高いブロック壁に遮られてるから近くじゃ見えないし、校舎から眺めてもちっちゃ過ぎて見えないし…」


「うん…でも、はっきり言ってタダの合コンくらいで浮かれてなんかいられなよっ! これからバイト先にもお願いして、ちょっと勤務時間増やしてもらわなきゃだよ…」


「‥大変だね‥
大所帯だもんね…なえちんトコ」


「うん…」


そう、何故に貧乏って大所帯なんだろう…

苗の家は両親二人、両親の親も二方元気で健在…

苗の下には小学3年生の三つ子の弟……


…あたしゃよし子ちゃんかいな?


占めて10人家族。
そして…夕べの夕食時にオカンの口から最新情報が…


『ウフッちょっと聞いて………今ね………
三ヶ月目だって…』


『―――!っ…』



デキてしまったのならしょうがない…

両親仲睦まじいのは良いことだが。

ただ…これからはデキない方法でいたしてほしい……

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