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君に熱視線゚
第4章 初夏

「なんだ?その笑い方は!?

‥‥んまぁ、それも一理あるかもな…
最近遊んでやってないから欲求不満なんだろ!? 」


晴樹の言葉に苗は興奮した。


「!!かぁっ
なんてぇおハレンチな学生生活送ってんだぁ!

はっ!?そうか‥

もしや、結城があの伝説のハレンチ学園?──
ぐぁイカン!!
動悸・息切れがっ‥‥///」


苗は一人で頭を抱えて悶絶をうちゼェゼェいっていた‥


「いいから早く乗ってくれ‥‥」


苗達はいつの間にかどこぞの立体駐車場に来ていた…

目の前にはどっからどうみても高級車な乗り物が…


晴樹は運転席に乗り込むと助手席側のドアを身を乗り出して開き中から再度言った‥


「頼むから早く乗ってくれって!」


ボーとしていた苗は我に返り晴樹に言われるまま高級車に乗り込んだ



晴樹の華麗なハンドルさばきで駐車場から滑るように高級車は走り出す‥‥


「けっこう街は空いてるね・・・」


「あぁ‥もうちょい遅かったらラッシュにハマるとこだった…」


「‥‥‥って‥‥えぇ!?なんでっ!?

兄さん高校2年生のはず!

ハレンチな生活してても
2年生のはず!!
‥どして?」
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