この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君に熱視線゚
第41章 心の変化(苗の異変)

‥優勝したら苗とやり直す?

「───…っ」


ランチを済ませ、教室に戻った晴樹は静かに自分の席についた。


「晴樹さん?

どーしたんですか?」


明るい表情でランチに向かった晴樹を見送った筈の直哉だったが‥
行った時とは、がらりと雰囲気を変えて帰ってきた晴樹に、直哉は驚きながら声をかけていた。


「何でもない…」

そんな言葉を直哉に返し晴樹は考え込む‥


‥やり直しって‥

今度の都大会優勝したら寄り戻すってことかよっ‥

再来週‥‥って


早すぎるっ──!

まだ、気持ちの整理も出来ていない‥

兄さんのままの立場でいいなんて思っても、‥っ


まだ気持ちがっ‥

まだ、そんな状況を受け入れられるほど気持ちの整理がっ‥

出来てないってのに‥ッ



学園のことに携わっている晴樹は知っていた…

今度の水泳部の一年、夏目はかなり期待されたスイマーだということを。


優勝は確実‥


情報は耳にしっかりと入っている。ここ何ヶ月かで恐ろしい程縮まっている夏目のタイム‥去年の優勝校の奴の記録を余裕で上回っていた



‥まさか苗とそんな約束してたなんて‥!

/1031ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ