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君に熱視線゚
第42章 すれ違い

あの節約が命の苗がタクシー使ってまで帰るって言った時に気づいてやるべきだったのに──


不覚にも自分自身が苗を疲れさせ、自ら苗を引き止めてこんなことになってしまった‥


高熱があったなら食欲がなくて当然‥
おかしいと感じる場面はいくらでもあった!‥
なのに、俺は自分の気持ちだけを優先させてしまった…


ほんの少しの時間でも苗と‥

そんな自分だけの気持ちで苗を辛い目に合わせた



これじゃどんなに困った時には頼れなんて苗に言っても、結局俺は金で解決出来ることしかしてやれてないのと同じじゃねぇか!?



「すいません‥ッ‥んとに‥」


震える声で息を切るように何度もその言葉を呟く


晴樹は自分の腑甲斐無さをこの時、嫌というほど味わっていたのだ



『‥‥いいのよ晴樹クン

まあ、どうしてまた持病が出たか後で精神科の先生に相談しなきゃ解らないんだけど‥』


―――?‥

「え‥!?

精神科!?‥」


『ええ、』

‥精神科って‥


オカンの発言に晴樹は驚きながら聞き返していた‥

‥疲れで高熱が出る突発性の病気‥確か前にそう聞いた気が…

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