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君に熱視線゚
第5章 ザ・田中家
車から荷物を運んできた苗は三人の弟達を見て驚愕する!!
「陸ぅ!!!
あんた頭に何被ってんの!?」
そぅ、よく見れば三つ子のウチの一人‥陸と呼ばれた弟は頭に白い猫ミミのような物を巻き付けていた──
「あんた!またっ姉ちゃんのブラジャーでそんなことして!!!」
「だってニャンだーマンに変身するにはコレが一番なんだ!!」
陸達は三人でプロレスをする度に苗のブラを活用していた…
‥ニャンだーマン?‥‥
あぁ‥今、エライ人気のプロレスラーか…
晴樹は苗と陸のプロレスをしばしの間眺めた‥‥そして苗の決め技が入る!!
「ぅおっ!?姉ちゃんっ
ギブですっ!
ごめんなさいっ!!!」
苗の電気アンマ攻撃に陸はぐったりした‥‥‥
「あんた達も荷物運んで!」
勝ち誇ったように苗は支持する
…さすが──高級レストランで持ち帰りする根性といい‥‥‥伊達に10人家族を切り盛りしてる訳じゃねぇな……
晴樹は密かに感心した
「みんな兄さんにお礼言って!!
あの美味しい持ち帰りは兄さんが持たせてくれたんだから!」
『ぇ!?じゃぁこの兄ちゃんがパスタ兄さんか!?』
三つ子は同時に叫んだ