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君に熱視線゚
第44章 恋の行方

コーヒーを口にして一息つくと晴樹はやっと携帯を手にする‥


‥!? 苗?


苗からの着歴に驚きながら晴樹は電話を掛けた。


「もしもし?苗?
何かあったのか?」


電話を掛けてくること自体が珍しい苗からの連絡‥

晴樹は気に掛けながら問いかけるのだが・・・


『あ、兄さんっ
今ドコにいるの?』


コスプレ店で探しても見当らなかった晴樹に苗は尋ねる。

「どこって‥
今、アキバに居るけど‥」

『アキバ?苗ね、のりちゃんに兄さんの居場所訊いて“アニショット”なんて店に居るんだけどさ。
兄さん居ないんだよね?』

「アニショット!?
なんでまた‥
何か用があったのか俺に?‥」


‥なんでコイツは今さら‥


そう思いながらも諦めていた想いが疼き出す
自分の想いは決して通じることはないのだと、歯がゆい思いを何度とさせてくれた張本人からの電話。

もう関わらないと決めた矢先だったのに‥
押し殺した想いがむず痒く疼く

「‥なんの用だよ──」

上擦る声を抑え口を開くと晴樹は無意識の内にぶっきらぼうに聞き返していた



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