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君に熱視線゚
第6章 伝説マン
──ん!?‥なんで苗の奴、男と肩なんか組んでんだ!?

晴樹がひときわ騒がしい声のする方を見ると、苗が男と一緒に肩を組みGOーGOー! 言っている‥

夏目は無理矢理言わされていた。



そんな苗の姿を見て晴樹は何故だか苛つきを覚えていた



「‥‥樹サン…晴樹サン?…
聞いてます?
どうしたんですか?
そんな険しい顔して…」


「!‥え、あ、あぁ‥
何でもない‥聞いてたけど‥もう一回言ってくれ」


晴樹は直哉に話かけられ我に返ったが、平常心を装いつつも胸の中のモヤつきは治まらない‥



「今回も、掛け持ちでやるか聞いて欲しいって他の種目の奴らから言われてるんですけど‥‥」


「直哉‥‥言っとくけど、俺は最年長だぜ!?
老体を労ってくれよ‥
今回は1種目だけにするって伝えてくれ‥」


晴樹は直哉にそれだけ伝えると再び苗を目線で追い始める…肩はもう組んではいないが苗は夏目と楽しそうに話込んでいた‥‥



「‥‥──!?…晴樹サン?
どこ行くんですか!?」


直哉は話合いの途中で突然、その場を外す晴樹に呼びかけた。だが、晴樹にその声は届かないようだった…



「よぉ、苗っ!
この間はご馳走サン‥‥」

晴樹は苗達の間に割り込み話しかけた。

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