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君に熱視線゚
第50章 番外編
心臓は口から飛び出していきそうな程に鼓動を打ってるってーのにっ…
「な……」
「お風呂はっ…」
………は?
名前を囁き掛けた晴樹に苗がとっさに返した言葉だった。
「風呂っ?…て…」
「や、やっぱりっ…こういうことの前はお風呂が大事だょっ…ねっ…」
「それはそうだけどっ…」
何だかせこい時間稼ぎのような気もする…
「じゃ…っき、決まりっ…兄さん先に入って! ねっ!」
「………」
苗の焦った口調がどうも怪しく思えた。
「………俺…後にする。お前先に入れ…」
「え…そんな…」
「何がそんな、だ?」
やっぱり怪しい…
まさかトンズラこく気じゃ……
晴樹はジトッと苗を見据えた。
もし、読みが当たっていたなら…
はっきり言ってラブホで女に逃げられるよりも恥ずかしいっ
しかもそれが我が家で相手が奥さんならなおのこと…
前代未聞だろ!?
そんな経験は未だかつて為たことのない晴樹だったが、晴樹にとって苗という存在は晴樹の知らないことばかりを経験させる。
もはやSランクの小悪魔だ。
「じゃあ一緒に入ればいい。…それで文句ないだろ!?」
「―――ぅ…」
しょんな…
「な……」
「お風呂はっ…」
………は?
名前を囁き掛けた晴樹に苗がとっさに返した言葉だった。
「風呂っ?…て…」
「や、やっぱりっ…こういうことの前はお風呂が大事だょっ…ねっ…」
「それはそうだけどっ…」
何だかせこい時間稼ぎのような気もする…
「じゃ…っき、決まりっ…兄さん先に入って! ねっ!」
「………」
苗の焦った口調がどうも怪しく思えた。
「………俺…後にする。お前先に入れ…」
「え…そんな…」
「何がそんな、だ?」
やっぱり怪しい…
まさかトンズラこく気じゃ……
晴樹はジトッと苗を見据えた。
もし、読みが当たっていたなら…
はっきり言ってラブホで女に逃げられるよりも恥ずかしいっ
しかもそれが我が家で相手が奥さんならなおのこと…
前代未聞だろ!?
そんな経験は未だかつて為たことのない晴樹だったが、晴樹にとって苗という存在は晴樹の知らないことばかりを経験させる。
もはやSランクの小悪魔だ。
「じゃあ一緒に入ればいい。…それで文句ないだろ!?」
「―――ぅ…」
しょんな…