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君に熱視線゚
第50章 番外編
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バッサリと晴樹に言い切られ、苗のクリクリ目は涙にしょぼくれた。
もう…逃げらりないなりよ…
顔を見ただけで苗の哀しい心の嘆きが聞こえてきそうだ。
「うぅっ…」
苗はうつ向き諦めの嗚咽を漏らした。
「バスタブにお湯はってくるから」
「うぅ…」
晴樹は苗の頭をぽんと撫でる。包み込む手の平はとても優しく温かい。嗚咽と共に頷きながら苗は晴樹を見送った。
大人二人がゆったりと浸かれる程のバスタブ。お湯を捻れば大きな蛇口からは勢いよくお湯が流れ出していた。
慣れない苗のためにと少しばかり照明を落とす。最新式のバスルームにはプラネタリウムの星空が浮かび上がっていた。
気合いは上々 ムードは満点 室内も満天。
「よしっ…」
呟きながら晴樹は腰の位置で小さなガッツポーズを決める。そんな晴樹の耳に大きな物音が聞こえた。
バッサリと晴樹に言い切られ、苗のクリクリ目は涙にしょぼくれた。
もう…逃げらりないなりよ…
顔を見ただけで苗の哀しい心の嘆きが聞こえてきそうだ。
「うぅっ…」
苗はうつ向き諦めの嗚咽を漏らした。
「バスタブにお湯はってくるから」
「うぅ…」
晴樹は苗の頭をぽんと撫でる。包み込む手の平はとても優しく温かい。嗚咽と共に頷きながら苗は晴樹を見送った。
大人二人がゆったりと浸かれる程のバスタブ。お湯を捻れば大きな蛇口からは勢いよくお湯が流れ出していた。
慣れない苗のためにと少しばかり照明を落とす。最新式のバスルームにはプラネタリウムの星空が浮かび上がっていた。
気合いは上々 ムードは満点 室内も満天。
「よしっ…」
呟きながら晴樹は腰の位置で小さなガッツポーズを決める。そんな晴樹の耳に大きな物音が聞こえた。