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君に熱視線゚
第6章 伝説マン

「それがさぁ、結城先輩がバスケ部門だって解ってからみんな諦めモードなんだよね〜
あたし、まさか伝説の1年生プレイヤーが結城先輩だとは思わなかったょ‥

19歳なら大人なはずだよね〜、アメリカに留学かぁ…やっぱりセレブなんだよなぁ経営学勉強に行くなんてさぁ!なんか、期待された次期若社長って感じ!!」


由美はホゥ〜とため息をついた‥


「‥‥見てみろよ、噂をすればなんとやら。だぜ?」

夏目がそう言いながら顎をしゃくった方を見ると、屋上のドアから晴樹が現れた…手には何やら大きな紙袋を下げている。


そして、こっちに向かってくる晴樹の目が一瞬、夏目の方に注がれ足が止まった‥‥‥




「兄さん!どーしたの?」

晴樹の複雑な表情にも気づかず苗は無邪気に手を振ってくる


「昨日、拓海さんから連絡があって制服を‥‥」


晴樹はそう 言いながら隣のテーブルから余ってた椅子を引き寄せ苗の隣に腰掛けた‥


「みんなでいつも弁当食ってんのか?」

晴樹は夏目をチラッと見る‥その視線には“なんで
お前もいるんだ!?”そんな思いが込められているようだった。

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