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愛のムチ
第2章 練習試合



 アンダースコートと下着の間にボールを挟んで寝そべると、身体の重みがボールとクリトリスとの摩擦を絶妙なものにしていてものすごく気持ちがいい。


 「あ……きもちいっ!」
 「ふ、はぁん!」
 「んっ……ん……」

 それぞれの唇から甘美で熱い吐息が漏れ始める。


 「ボールを上手く使いこなせれば必ずテニスも上達する。ボールがくれる刺激に集中しろ」

 
 しばらくあたしたちに自慰行為を続けさせたあと、先輩が集合をかけた。


 「そのまま俺の足元までくるんだ」

 
 腕を立てた状態で下半身を引きずって必死で先輩のところまでたどり着くと、先輩はあたしたちの顔を順番に覗き込みながら


 「そんなに感じるのか?お前ら全員どうしようもない淫乱ばっかだな。で、俺にどうしてほしいんだ?」


 口角を吊り上げながら、そんなことを聞いてくる。


 「先輩の……が欲しいです」


 部員の一人が涙ながらにそう懇願すると、先輩は下半身を露わにして頭をもたげ始めたソレを部員の鼻先に擦り付ける。


 「お前が欲しいのって、これ?」
 
 「は、はい!」


 恍惚とした表情を浮かべた部員に


 ベチン!


 「はぅ!」


 あろうことか先輩はソレで部員の頬を叩いた。

 食い下がったその娘が先輩のモノを咥えようと唇を近づけたけれど、反対側の頬をまた叩かれてしまう。


 「気合入れるにはこれで十分。簡単にはやらねえよ。もし試合に勝てたらご褒美をやるっつったろ?勝てたら、な」

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