この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛のムチ
第3章 秘蜜の特訓
コートの片隅にある物置のような小さな建物の鍵を開けた和馬先輩。
薄暗く埃臭い屋内に入るとすぐに下に降りる階段が現れる。
更に暗い階段は少し不気味な雰囲気が漂っていて不安になるけど、和馬先輩はあたしの手を引いたまま黙々と長い階段を下る。
下りきったところに長い廊下があって、部屋があるのか扉が数箇所見られた。
廊下には所狭しとテニスの道具が置かれていて、倉庫として使っているのかもしれない。
先輩は一番奥の部屋の扉の鍵を開けた。
「わぁ……」
室内に入ると思わず感嘆の声をあげてしまうほど、かなりこざっぱりとして綺麗。
テニスコート半面分の広さはあり、床面にはコートのラインが、奥の壁にはネットの高さがペイントされている。
側面の壁は鏡になっていて、先輩とあたしの姿が映し出されている。
「ここが俺の部屋。天気が悪い時や試合前はここで集中して練習をするんだ」
なるほどね。強さの秘密は集中力と練習量なのかも。あたしも見習って頑張らないと。
「早速だけど基礎練始めるから。亜美は下半身が弱そうだからな」
先輩は部屋の真ん中あたりまで行き床に座り込んであたしを手招きして呼ぶ。
「スコートとか、下は全部脱いでこっちにおいで」
言われたとおりにして先輩の側に行くと先輩が指示をくれる。
「俺を跨いで。今からスクワット。しっかり腰落として来い」
脚を投げ出して座っている先輩を跨ぎ、先輩の目の前でゆっくりと腰を落として行く。
あたしの秘所が先輩の顔の前に来たとき……
先輩は舌を出してぺろりとソコを舐めた。