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愛のムチ
第6章 弱小女子部から

後ろからおなかに腕を回されて、ふわりとあたしの体が起こされる。
首筋にかかる吐息がくすぐったい。
「んあぁ!」
背中を預けたところから熱が伝わってきて…
耳たぶを噛まれてナカがキュッと鳴き、まだ繋がっていることを思い出してしまった。
この先輩の触り方、すごく好き。
甘くて、せつなくて、ほしくなる。
ほしがれば、少し焦らされたあと、激しくしてくれる。
決して乱暴ではなく、ちゃんと護りながら。
でもこんなことを考えるなんて、一馬先輩を裏切ってるみたいで嫌だ。
ダメ。
早く先輩にイってもらわないと。
少しだけ腰をくねらせるとすぐに力強い腕に動きを封じ込められてしまいそうになる。
抵抗しなければ。
あたしのナカに咥え込んだものに刺激を与えるように、動ける範囲でささやかに抗う。
「っぅ…ぁあんっ!」
その抵抗は無駄どころかむしろ逆効果で、腰を押さえられて最奥を抉られることになってしまった。
いたずらした子犬や子猫をたしなめるように、
首筋にカプリと歯が立てられて、後ろから伸びた指が秘芽を暴いて捏ねる。
「あっ…ごめんなさ…ぁぁっ!」
ゾクゾクと甘い波が打ち寄せる。
「やっ!だめぇ…!」
またイかされてしまったら……
腰をホールドされ、下からの突き上げが強くなってきて、意識が飛びそうになるのを必死でこらえる。
「和馬せんぱ……和馬先輩、和馬先輩っ!!」
自分でも無意識に和馬先輩の名前を叫んでいた。

