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愛のムチ
第1章 愛のムチ

イクって……手伝うって……どうやって?
首を傾げたあたしの唇に先輩の唇が重なる。
キスだよね? キスされてるの??? あの和馬先輩に!!
「ふぁ……あっ!」
喜んでいる隙もあたえられないほど性急に、先輩の唇は顎や首筋に舞い降りながら胸へと到達し、ラケットのガット越しに頂点を吸われる。
「ああ、ぁっ、は、んっ!」
ラケットで胸を潰して円を描くように動かされながら頂点をガットと唇との両方で刺激されて、たまらずにラケットのフレームを握り締めると
「亜美、どうやってラケットを動かせばもっと気持ちよくなれるかを考えてみろ。それができれば意のままにラケットを操れるようになる」
そう先輩に言われたから、掴んだフレームを少し持ち上げてグリップを脚の間に挟んで大きく上下させ始めた。
グリップがアンダースコートの布越しに秘裂の肉を擦って気持ちがいい。
「は、ぁ……ん……」
だけど、これだけじゃ何かが足りない。
先輩があたしに触れていないからかな?
「あの……キャプテン、後ろからサポートしてもらえませんか?」
「わかった。亜美、グリップを両手で握ってグリップエンドを使ったほうがいい」
あたしのお願いを快諾した先輩は、アドバイスをしてから背後に回る。
いつも握っている場所よりも高い位置でラケットを握り、グリップエンドの角を擦りつけてみた。
「んんっ!」
さっきよりも強い刺激に奥がキュッと鳴き、後ろに仰け反った頭を優しく先輩の胸が受け止めてくれる。

