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女刑事 沢木麻衣子の性
第2章 被害者 沢木麻衣子
「ヤメないで・・」

覆面男に女の本性を曝け出してしまった麻衣子は、そのご褒美として、やっとイカせてもらえたのだった。

「やっと素直になってくれましたね・・?それでいいんですよ♪こういう時は仕事の事なんて忘れて思い切り愉しめばいいんです♪」

待ちに待った絶頂に登り詰めた麻衣子が、その美貌に恍惚の表情を浮かべているのを愉快そうに見詰めながら、男は覆面の下でほくそ笑んでいた。
 
とうとう最強の女刑事である麻衣子を自慢のテクニックで陥落させてやった!

そんな満足感と優越感に浸っていたのだった。












気が付くと、麻衣子はベッドに横たわった覆面男に跨り、淫らに腰をくねらせていた。

だが、完全に自由にされた訳ではなかった。

麻衣子の反撃を恐れてか、覆面男は麻衣子の両手首に後ろ手に手錠をかけていたのだ。

もっとも、普段の麻衣子なら・・

空手二段の麻衣子なら・・男の一人や二人を蹴りだけで倒す事は簡単な事だった。

だが、今の麻衣子にはその意思も気力もなかった。

それを見抜いた覆面男が両脚だけを自由にしてやり、麻衣子を騎乗位で犯していたのだった。

麻衣子は、屈辱に唇を噛み締めていた。

だが、その一方で屈辱と恥辱に塗れながら、被虐の興奮と悦びに打ち震えている自分がいる事を感じていたのだった。

「麻衣子刑事・・いや、今は麻衣子さん・・だね。どうですか?素直になると楽でしょう?」

覆面男は両手で麻衣子の両方の胸を鷲掴みにして揉み上げながら、先程と変わらない声音で問いかけた。

だが、麻衣子はそれには答えず、悩ましいラインの腰と尻を一心不乱にくねらせ続けるのだった。

「しかし、美人はどこから見ても美人なんですね♪」

それは覆面男の本音だった。

確かにアラフォーにして、麻衣子の美しさは目を瞠るものがあった。

実際、麻衣子は普段は30歳位に見られる事が多かった。

実際の年齢を聞くと、誰もがそのギャップに驚くのだった。

だが、当の麻衣子は自分が回りからどう見られようとどうでもよかった。

勿論、女であるからには、最低限の化粧も施しているし、時には髪型を変えたりもしている。

だが、それは女としての最低限の身嗜みに過ぎなかったのだ。



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