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女刑事 沢木麻衣子の性
第2章 被害者 沢木麻衣子
「あ・・イャ・・ヤメテ・・」

麻衣子が体をのたうたせたり、仰け反らせたりを繰り返していた。

覆面男が、麻衣子の股間に狙いを定めてきたのだ。

パンティの生地の上からローターを押し付けられ、ささすがの麻衣子も我慢の限界を超えていた。

「やっぱり、ここは格別でしょ?」

麻衣子がどんなに体を捩ろうと、ローターは的確に急所を狙ってきた。

「あっ・・あう・・んんっ・・」

麻衣子を知る者全てが過去に決して耳にした事のない筈の女の声を麻衣子は放っていた。

両手両脚を引き絞られ、抵抗の手段すら封じられた麻衣子に逃げ場はなかった。

「おやおや、パンティが凄く濡れちゃってますよ!」

パンティの生地の上から敏感な突起にローターを押し付けたまま、覆面男が大袈裟に騒いでいた。

「ヤ、ヤメテ・・もう・・」

麻衣子はそこまで言って、グッと唇を噛み締めた。

この男に弱みを見せてはいけない!

この男は弱みを見せたが最後、とことん弱みに付け込んでくるタイプの人間だ!

麻衣子はそう分析していた。

「へー、パンティをぐっしょり濡らしながら、よく我慢出来るもんですね?」

覆面男は呆れたようにそう言うと、一旦ベッドを離れて何かを取りに行ったようだった。

「ハァ、ハァ・・」

麻衣子は男に聞こえないように肩で息をした。

あれ以上続けられたら、どうなっていた事か・・


すぐに男が戻ってきた。

手にはハンディタイプの電動マッサージャーを持っていた。

麻衣子はアダルトビデオの類は見た事がなかったが、生来の勘の良さでそれが新たな拷問具である事を察したのだった。

「これならどうですか?今度のは更に激しいですよ」

男は嬉しそうにそう言うと、ハンディマッサージャーのスイッチを入れた。

先程のローターとは違い、ブーンという重低音の振動音を発していた。

「ああっ・・?」

覆面男がそれをパンティの上から押し当ててくると、麻衣子は途端にガクンと飛び上がる勢いで体を痙攣させたのだった。

「ウフフ、どうですか?これは効くでしょう?」

ローターの時の何倍もの強烈な振動が麻衣子の最も敏感な突起に狙いを定めて襲いかかってきたのだ。

「あうっ・・ああっ・・んっ・・あっ、ああっ!」

麻衣子といえども、とても堪え切れるレベルではなかった。

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