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ドSなお姉さんは嫌いですか?
第2章 感知

閉店になり、先に着替えようとエプロンを外した時、ボタンが取れていたことを思い出した。


このままでは帰れないと思い店内へと探しに戻った。


床には見当たらず、棚の下を見ようと四つん這いで探していた。


掃除をしていた古谷が気づいて近寄ってきた。


「何か探してるんですか?…もしかして、その、…ボタンですか?」


私は顔を上げ
「そうなんだけどね、大丈夫だから続けてていいよ。」
と答えた。


また顔を赤くして横を向く古谷は
「俺のせいなんで探します。」
と言った。


その事に気付きハッとして胸元を見ると、時既に遅し、露出してしまっていた。
手で服を閉じ、お礼を言った。


。。。。。

「ないねー。」

「はい。」

探してる間、古谷は赤くなったままだった。


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