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弥輿(みこし)
第10章 豊漁祭・秘中の儀式

「__淫膣の儀を……
つつがなくお勤めあそばせるよう伏してお願い申し上げます」

何処からか聞こえる柊さんの冷たいとも思わせる言葉、そして取り出したのは先程神輿に入っていた白い布で丁重に包まれていた物で、布を剥がした中には、ご神体と同じ形をした木の男根が表れた。

「祝棒を!!」

祝棒??
私に一番近くに居る隼さんの謎の声と共に、男達は長くそして赤い紐で装飾された1本の棒を持ち、それを柊さんが持っている男根と組み合わせる。

朧気な意識でも、柊さんが棒に括り付ける前に、またあの液体の中に木の男根を浸けたのが見えた。
中身は随茎の樹液……前に柊さんが話していたのを思い出す、随茎も秘薬も同じ物、という事は私は此以上狂わせられるんだ……此処に居る男達全員に。

薄い意識でそんな事を思っていれば、私は後ろから身を起こされ男の膝の上に座らされて、両脚を膝裏から持ち上げられ大きく割り開かされてしまった。
何となくだけど、私を捕まえているのが隼さんだという事は分かる、それに陰部に集中する欲の瞳も。
秘薬で感覚が鋭くなっているのかな? お面越しでも下心丸出しの好奇の雰囲気が痛いほど私に突き刺さる、女を犯し射精し汚したいという男が持つ感情が、何故か手に取るように私の心の中に入って来る。
どうして? 理由なんて分からないのに、理解出来てしまうの。

「……んっ……」

そんな私の膣口にあてがわれたのは、4人の男で棒の部分を持つあの男根。
それを補助するように、隼さんの片手が膝裏から離れ、男根を膣口内へと誘導する。

「アッ……アッ……硬いっ! 太いっっ!!」

まだ鬼頭部分が少し挿っただけなのに、巨大なご神体で擦られた私の陰部は快楽で赤く熟れ開き、すんなりと膣内に木の男根を通してしまう。
男達が棒を押せば、ゴリッという恥骨の音を立て、私の奥の奥まで挿ってしまう男根、しかもご神体と同じ形だから、反り返った場所が私の感じる所を擦り上げ、私は堪らず後ろの隼さんの体に身を預ける形になってしまった。

「こんな……アァー!アァー!!」

また「えぃ!おー!!」という掛け声と共に、私の中に木の男根が挿ったまま棒を前後に動かす男達。
グジャ……ジュブ……と、卑猥な音を鳴らす私の陰部。
卑猥でえげつなく、それでいて男を喜ばせる、此が……交合の儀……

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