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弥輿(みこし)
第10章 豊漁祭・秘中の儀式
男達はそんな私に喜んで凌辱を繰り返す、受け入れられる穴を全て塞いでもまだ足りないと言わんばかりに、乳首を摘ままれ胸を揉まれ、淫核さえも親指の腹で責め上げ、そして待っているのは男達の欲望の解放である射精行為。
私の体は、男達の吐き出した白濁に汚され、それでも尚腰を振り続けまた汚されるの繰り返し。
私自身は何度イッたのだろう?
イッて、イッて、イキ過ぎて、もう感覚なんて……無い。男に身を任せる性人形、それが私の姿。
それなのに体は何時まで経っても反応するんだね、男根が動けば締め、口の中で射精されれば白濁を飲み込む、此が女の性欲?
咥え込んで貪り喰われても男根を受け入れ続け、それに対して喜んで卑猥な言葉を言い、大量の白濁に悦を感じてしまってるんだ私。
此が弥の巫女……男達の都合の良い道具。
そんな事を考えている内に、私は完全に力尽き気を失ってしまった。
◇◇◇
(頭では理解していましたが、此処までするとは……
俺には何も出来ない事が悔しい)
過ぎた行為で気を失ってしまった愛海さん、それで年男達も漸く愛海さんを解放した。
地の男との交合の儀が終れば、男達は弥の巫女を目の前にして祝杯を上げる。
だからまだ愛海さんをこの場から動かす事は出来ず、俺も神主という立場上、変わらず座って静観していなければならない。
「いやぁ巫女様の淫膣は最高じゃった、次は淫肛を試してみたいものよ」
「明日から5日間のお通りがあるだろ不破さん」
「1人一度は当たるからの、それに月に数度のお渡りも、今度は1人ずつだが」
「……毎日大人数で巫女を責めれば巫女が壊れる
不破よ、巫女を壊したいのか?」
「いえいえいえ、そんな滅相もないです村長、漸くお戻りになられた弥の巫女を壊す事など致しません」
「ならば良い……
その前に柊が止めるだろうがな」
「……………」
俺は車座になって酒を飲む男達に対して何も言う事は出来ず、俺の役目は儀式を正しく行う事であり、儀式から外れる事が泣ければ口出し無用。
柊など……神主などそんな存在、ただの舵取りのような役所で、こうなってしまえば発言力は低い。
思えば俺は子供の頃から、この風習が嫌いだった、嫌いなのに選択肢も無く神主になり、今になって思い悩むとは……