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弥輿(みこし)
第3章 宗方宗家

母と同じ痣があるのは勿論知っていた、赤子の手のひらのような痣で母は胸の脇にあったと思う。
私がこの痣に気付いたのは小学生の時、確か母に変なのがあると見せて、母は……何故か悲しい顔をしていた、此は私の記憶。

「弥の巫女だとすれば全てを確めねばならん
巫女は豊漁の象徴、神の依代、神の供物、そして久遠村の男達の物
神の依代である巫女から、その幸運を得るのが村の豊漁に繋がる、それが古からのしきたり」
「何を言っているか分かりません村長さん!
お願い、この腕の帯を外して!!」
「それは出来ん、此から愛海お前と私は交わるのだ
宗方の当主が弥の巫女を検分するのもまたしきたりの内、それと村長では無く隼で良い」
「いやっ! アッアァッ!!」

唇が上に上がって来て、乱れた浴衣から見える胸に乳首に吸い付かれ、舌でコロコロと転がされる。
反対側の乳首も指で摘ままれ、舌と同じように指の腹で捏ねられ、私はつい快感の声を上げる……無意識に。

「直ぐに乳首が勃ったな、男を知らぬ体でも無さそうだ」
「やめて……やだぁぁー!!」
「幾らでも声を上げればよい
此処は離れだ誰も部屋には入って来ない、そう私が厳命した」
「そんな……アッ噛まないでぇ」

コリッと乳首を甘噛みされ、私の体がビクッと跳ねる。
幾ら無理矢理な行為でも、体は快感や痛みに勝手に反応してしまう、それは今までの男性経験で何度も体験している事。

「乳首が良いのか?」
「ち……違う……」
「では直接愛撫して見る事にしよう」
「ヒッ! だめっだめそこは!!」

自由が利かない手首を動かしても抵抗にすらならなく、その間に手早く唯一の下着であるショーツを脱がされてしまった。
出来る抵抗は脚を固く閉じる事だけ、でも……

「此では続きが出来ん
そうだな……こんな趣向はどうだ?」
「え?
嘘っ、いや!それだけはいやぁぁ!!」

両脚だけで暴れても、力強い村長……いや隼さんに対しては無駄な抵抗で、何処から取り出したのか、隼さんは長く赤い紐を取り出し片膝を曲げた状態で縛られ、それを私の体の後ろに通し、もう片膝も同じように縛ってしまった。

私は今、閉じられない脚をM字状態にされて、下着の無い秘部を隼さんにさらけ出して身動きが取れない。
こんな格好にされて羞恥で、恥ずかしくて涙が出そう。

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