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弥輿(みこし)
第3章 宗方宗家

「中々良い女陰だ、陰毛は薄めで陰核の大きさも適度の範囲、包皮も厚く無く鬼頭が見え肉ビラの厚みも薄め、何より年齢から見て色の沈殿が少ない」
「い……言わないで……」

私の陰部を細かく言葉にされ、顔を横に向けて前を向く事すら出来ない。
一番見られたく無い場所なのに、それをじっくり見られて言葉にされて、羞恥心で逃げたいのに逃げられない私、恥態をさらけ出すかのような言葉の数々が、聞きたく無いのに嫌でも耳に入って、本気で涙が出る、情けなさ過ぎて涙が止まらない。

「何を泣く?
最大の称賛だというのに何故泣く必要がある??
男が好む見事な女陰、付け根の弥の痣と共に、さぞかし男達の興奮を煽るだろう
久遠村では此を称賛と言う」
「うっっ……こんなの……狂ってる、母が久遠村に戻らなかったのは、こういう理由(ワケ)だったのね!」
「聖海は弥の巫女と定められていた女、それを拐ったのは外の男の方
弥の巫女は一生人間の男との婚姻は許さず、それは神の依代となる為、神と婚姻し村の護り神となるのが運命」
「そんなの……勝手よ……」
「久遠村は宗方は古来からずっとそうして来た、この村の開拓の祖である我が一族は神の贄の一族、祖が神と契りを結び久遠村の豊漁を約束された事に始まる
逃れる事は出来ぬ、愛海お前も私も柵からは抜け出せん
頭で理解したく無いと言うのならば体で理解すれば良い、宗方にはその為の秘薬も多種存在する」
「……そんな……」

今更分かった、私は陸さんの話を受けるべきじゃ無かったんだって。
そして捕まったらもう元には戻れない、此も薄々理解出来てしまった。
私は踏み込んではいけない場所に踏み込んでしまった、母が逃げていた場所に自分から飛び込んでしまったんだ。

そんな事を考えている内に、隼さんは次の準備を進めている。
この人に取って私は贄、宗方という一族の栄光と存続させる為の贄、だから一切心動かない。

「先ずは此を飲んでおけ」
「???」

差し出されたのは白い錠剤が2つ、中身が何かなんて私には分からないし、飲めと言われても手首すら動かせないのに、どうやって飲むのよ。
そう考えたのに、隼さんは私の口に無理矢理錠剤を入れ飲み込めないでいると、自ら水を含み私の唇に押し付け、強引に唇の中に割り込んで来た!?

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