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弥輿(みこし)
第4章 非情で悦楽な夜
「だろうな、動かぬのは只の張りぼてに過ぎん、ではこうするとするか」
私を両股を縛る赤い縄を持ち、隼さんはバイブに縄を絡ませグルグル巻きにして固定。
此では膣のバイブも、お尻のバイブも私の中から抜け出る事は出来ない、それを踏まえた上で隼さんは両方のバイブの電源を最大まで上げたの!
「ッうそっ!
バイブが……膣内でズンズン動く、アッアッ子宮が……バイブに子宮を突かれるの! 陰核が全部痺れるのぉー!!」
「ピストンバイブと言ってな、バイブそのものが膣内で震えくねりながらピストン運動を繰り返す、更に陰核を覆い被さるように設計されていて、どんなに動いてもバイブからは逃げ出せん
バイブに合わせて腰まで振り、相当感じているな愛海」
「アッ! アッ!
いやぁぁ! イクッ……またイクッ! こんな……ア"ッッ!!」
淫らに腰を体を激しくくねらせ、絶頂に次ぐ絶頂なのに、私のアソコは貪欲に快感を欲しがって、2つの穴に入れられたバイブを嬉々として受け入れてしまっている。
もっと強く子宮を突いて!
陰核をもっと刺激して!
お尻の穴をもっと責めて!
感じているのに、イッているのに、私の頭を占めるのはもっと強い快楽が欲しい事ばかり。
私はこんなに淫乱じゃ無い筈、なのに体が陰部がもっと激しい快楽を欲するのよ!
まだ先の快楽が欲しいと私を誘惑して、私は快楽欲しさに淫らに腰を振り捲る。
「良い眺めだ
全て脱がさず乱れる浴衣と赤い縄、そのまま腰を振り悦楽に浸りよがり狂う姿は淫乱で扇情的、我々が求める真なる姿」
「アッ……アアッ……アーーー!」
隼さんが何か言っているようだけど、私には微かにしか聞こえない。
隼さんより言葉より、迫られる快楽にしか思考がいかないの、陰部全体に集まる快楽快感が意識が飛ぶほど気持ちが良い、でも慣れて来れば機械的な動きでは足りなくなって来る、欲しいのは生の感覚……機械よりも淫らに動く本物の男根、男の逞しいモノ。
「悦楽に身を浸す愛海は美しい、我々宗方は弥の痣を持つ女に惹かれる性質を持つ
弥の痣と女陰で蠢く赤い縄、そして悦楽の魅惑的なその表情、此で欲情するなというのは無理な話、出来るか淫唇を?」
「ハァハァハァ……アッ……」
朧気でも隼さんが着物を脱ぐのが見える。
仕立ての良さそうな羽織を脱ぎ、帯を緩め着流しをスルッと畳に落ちる音、見えて来る……本当の隼さんが。