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弥輿(みこし)
第7章 優しく淫らな開発
◇◇◇
話が話だっただけに、その後は無言での夕食の続きになってしまい、でもいたたまれないのは私。
柊さんに公言されて動揺し、最後には夕食を残してしまった。
後は意外に広い風呂に入り、初日に着させられていた薄い夜着に着替えて、柊さんを待つだけ。
広い部屋の中の、ただ1つの布団の上に座っていた私の元に、柊さんは両手で運べるだけの大きさの漆塗りの箱を持って現れた。
箱の中身は多分性的な物、それくらい私にだって想像出来る。
「では夜のお勤めを始めさせて頂きます、愛海さんは四つん這いになり、俺の方に尻を高く上げて下さい」
「……………」
此処で反抗しても、先ほどの柊さんの話のように無理矢理されるだけ。
私は観念して柊さんの言う通りにする、夜着のまま四つん這いになり、後ろに座る柊さんに向かって、お尻を突き出すように高く上げた。
「それで宜しいです、淫肛は正常位よりも後背位の方が痛みを緩和しやすい
夜着を乱す事は許して下さい」
スルッと柊さんの手が薄い夜着を開き乱してゆく。
用意されていなかったので下着は身に付けていない、はだけた夜着からは、剥き出しの陰部やお尻の穴が丸見え。
そう思うと恥ずかしくて顔を上げれない私、自分から卑猥な場所を突き出し魅せているのだから。
「綺麗な女陰に穢れの少ない菊門、濡らさなければ菊門が開きませんので、少し失礼します愛海さん」
「あっ!? アァンッッ!!」
突き出した双尻を急に両手で割り開かれ、お尻の穴に熱い滑りを感じる。
これって、これって、柊さんの舌の感触!?
私は今、柊さんにお尻の穴を舐められているの!?
「アッ……柊さん……そんな場所汚い……ダメぇぇー!」
「汚くなんてありません
淫肛は聖なる場所です、こうしているだけでも門がヒク付いて感じていますね?
もう少し舌で解せば……ほら菊門が開いて来ましたよ」
「ンッアァァッ!!」
ジュルジュルと、柊さんの唾液の音が響くまで丁寧に舌でお尻の穴を舐められて、促されるようにお尻の穴が口を開く。
それを見逃さないと言わんばかりに、柊さんの舌がお尻の穴の中に入って来たの!
「ヒヤッ……アァン、舌が……熱いのぉぉ」
「ンッ……ンッハァ……」
差し込まれた熱い舌が、入り口付近で小刻みに動く。
お尻の穴を責められるのは2度目だけど、初めの……あの隼さんとの行為を思い興される。