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弥輿(みこし)
第7章 優しく淫らな開発
お尻の貞操帯は、張り型にがっちりと固定されていて、私はお尻の穴に入れられた張り型を取る事も出来ない仕掛け。
ずっと此のままだなんて、張り型と貞操帯だけで下着すらない私の陰部は、鎖とラバーで犬の様な有り様。
「ひ……柊さん、これじゃ……!?」
「1日中このまま、馴染めば菊門は解れ違和感も少なくなるはず、失礼ですが愛海さんは便秘の方ですか?」
「便秘!?
……確かに2日に一度程度だけど……でもっ!」
「そんな時は俺に言って下さい、それを全て外して行かせますから」
「……そんな……」
排泄するのまで、柊さんに声を掛けないといけないなんて……
羞恥心というより、此処まで来るともう自尊心の問題だよ。
幾ら秘薬を使われても、私はそこまで淫乱や変態じゃ無いっ!!
「こんな事をされてまで、此処に居なくちゃいけないなんて……
私は玩具じゃ無い、人形でも無い、ただ普通の社会人だったのに、この村に来てから私……私……」
ダメ……隼さんの秘薬も久遠神社も、妥協し何とか耐えたけど、こんな一番人に知られたくない排泄まで管理されるなんて、もう耐え切れない!!
心が悲鳴を上げる、勝手に弥の巫女だって奉り上げられ、秘薬を使って散々卑猥な事をされても、それでもまだ男に好きにさせろと言うの!?
「こんなの無理、私は淫乱じゃ無い、こんな事をされて耐えられるほど強く無いっ!」
「……愛海さん……」
ただ私を見る柊さんは、少し困った顔はしているけれど、私が此だけ言っても止める気すら無い、だって動こうとすらしないんだから。
私じゃない……久遠神社が、宗方が……うんん、久遠村全ての方が狂っているのよ!!
「柊さんも同じ、こんな事をして何も思わない柊さんも同じ……
隼さんも、陸さんも、柊さんも、女にこんな事をして何も思わない、思う気も無い」
「っっ!
何も思わない訳が無い!」
「えっ!?」
いきなり腕を引かれ、私は柊さんの胸の中に引き込まれた。
柊さんは今……何を思ったの?