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弥輿(みこし)
第7章 優しく淫らな開発
「ンンッ……また太く……」
貞操帯を外され、中に入っている張り型を抜かれた後に、柊さんは秘薬をたっぷりと塗った新しい張り型を、私のお尻の穴に挿入して来る。
1日中開いている私のお尻の穴は、更に太くなった張り型を易々と飲み込んで喜んでいるよう。
勿論、柊さんが無理をせず、逆に私の穴を持たせるくらいに、ゆっくりと入れて来るせいも大きいの。
「此が最後、一番大きな張り型です
もう必要無いほど陰肛は解れていますが、後数日は入れたままにしましょう」
「必要無いなら……」
「張り型と本物の男根は違います、そして無作為に抽挿されますので、痛みが伴わない為にも出来るだけ解れていた方が良いのです」
後数日間も私はこのまま、そして柊さんは張り型を入れ切り貞操帯を付けてしまえば、私から手を離してしまう。
見られる羞恥とお尻の穴からの快感、それをもて余す私。
どうすれば良いの?
どうすれば楽になれるの?
柊さんが去った後の大広間で、1人眠れずに考えるけど、答えなんて1つしかない。
分かっていても躊躇いはある、だって自分で弄るなんて卑猥過ぎて、だけどこの疼きをどうにかしないと私が変になりそう。
「………………」
小さな間接昭明だけの薄暗い部屋の中で、私が下した決断は……
「……アッ……ンンッ!」
耐えきれずに自分で陰部を弄くる事。
夜着を乱し、下着の無い貞操帯だけの陰部に手を伸ばし、既に濡れている淫汁を掬い陰核に擦り付け、反応し硬くなった陰核を指の腹で回しながら責め続ければ、欲しかった快感が私の体全体を駆け巡った!
「アァッッ! ハァッハァッッ!!」
布団を退けて両脚を大きく広げ、卑猥な水音を立てながら快楽に耽る。
今までオナニーなんて、滅多にやらなかった私なのに、一度火が点いてしまえば止まる事を知らないように、腰を振ってまで陰核を責め、その高い快楽に恍惚としてしまう。
「ハァハァ……ああぁ……」
止まらない、責める指が止まらない、快感にすっかり育った陰核を更に剥き出し、敏感な部分をまさぐる指が止まらないの!
どうして? こんなに敏感じゃなかったのに、今の私はイクまで……うんん多分イキ切っても止まれない状態になってしまっている。