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弥輿(みこし)
第9章 豊漁祈願・弥の巫女

どちらかと言えば、良識のようで違う隼さんに近い、何をやっても許される、そんな印象も少しあって、隼さんと共に蒼士さんも苦手意識があるみたい。
親子だから似ていても変では無いけれど、あのやり方まで似ているんじゃないかと思ったら、やっぱり好きにはなれないとは思う。

「……また私は縛られ無理矢理犯されるんだ……隼さんに……」
「縛る? 隼様がそんな事をされたと??
弥の巫女と寝夜を共にするには、それなりの決まりがあります
先ず一番は巫女の体に傷を付けない事、縛るなど痣が残るような行為は俺が止めます、勿論肌を強く吸い痣を残すのもダメです」
「じゃぁあれは……」
「俺の考えですが、まだ弥の巫女と判明していなかったので、確認の為と逃がさない為に縛った、その可能性が高いと思います
今の愛海さんは弥の巫女です、"犯しても汚す事なかれ"、それが交合の間の最大の決まりですよ」

柊さんの言い分だと、隼さんの行為はあれ一度きりの事だった、そう言っているように聞こえるけど、私的には不安が拭えない。
多分痕が残らない縛り方だってあると思うから不安なのよ。

「……後は?
痕を残さなければ、何をしても良いわけ??」
「巫女が悦楽に入らなければダメですし、無理矢理もダメです
ですが、それを補助する道具や秘薬の使用は認められていて、その内宗方から補助道具一式が献上されるでしょう」
「要は私次第、でも向こうも色んな手を使って来る」
「そういう事になります
交合出来るか出来ないかの判断は俺にあり、過ぎると判明した時点で止めに入る事が許されています
後は身を禊ぐという意味でその……陰部の毛を剃らせて下さい、此は夜になってからやりますから」
「どうしても?」
「痣と同じで陰部も巫女として不浄なる者の証、身を浄め世俗の印と無縁の存在という意味が込められています、巫女の肌に不浄なものは一切必要無いという習わし
昔は陰部の他、眉や全身の産毛まで剃ったそうですが、今は目立つ場所以外は簡素化されていますね」

無駄毛処理はちゃんとしていると思う、でも陰部の毛までなんて……剃られてしまったら、私は産まれたての赤子か子供のように、陰部が剥き出しのままじゃないの。
それって凄く恥ずかしい事だって、言っても分かってくれなそう。

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