この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大人遊び
第20章 Choice B 引っ越し
「他、必要な物ある?」

「う~ん、とりあえず大丈夫じゃないかな?また、気付いたらその時に買いに来るよ。」

今日から一緒に住むと言ってきかない彼に根負けし、とりあえず1週間分の荷物をキャリーケースに詰めて彼の家に置きに行った後、二人でご飯がてら、必要な物の買い出しにきた。

いつも繋いでいる手だけど、今日は何だか照れ臭い。

「ねぇねぇ、悠くん、最近何かあったの?」

「ん?なんで?」

「だって、突然、花束買ってきてくれたり、好きとか一緒に住もうって言ったり、その・・・エッチも。」

「ん~、気持ちの変化があったわけじゃないけど、あっち行くって決まったからかも。」

「どういう事?」

「海外転勤だから嬉しいはずなのに、文と離れるって思ったら、すげぇ嫌で(笑)」

「うん///。」

「一緒に連れて行きたいって思ってプロポーズしたけど、OKしてくれないし(笑)」

「そういうわけじゃ・・・。」

「まぁ当たり前かって。」

「え?」

「大事に思ってるつもりだったけど、思ってるだけじゃ伝わらないよな。だから、ちゃんと言葉とか行動で伝える事にしたんだ。今更過ぎるけど。」

「ううん・・・ありがとう。すごく・・・嬉しい。」

「文、好きだよ、すっげぇ好き(笑)」

「もういいよ(笑)恥ずかしい///。」

「文・・・愛してる。」

そう言った彼は私の手を握る力を強めた。

そんな事を思ってくれてたんだ。嬉しくて、泣いてしまいそうだった。
/191ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ