この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夜ごと疚しい夢を見る(「初めて女を~」ピックアップ御礼)
第1章 夜ごと疚しい夢を見る
「ふ……はっ……何っ、するっ……」
「何を、されたいですか?」
「何、も……っぁああん!」

 大人に成りきっていない胸を優しく揉み、固い蕾の様な先端に吸い付くと、愛らしい嬌声が上がります。

「あっ、なにっ、これぇっ、」
「気持ち良いですか?」
「……っ気持ち良く、なんかっ……ぁ」

 ローゼルは気丈にもビスカスを睨み付けましたが、その体は与えられる愛撫にびくびくと反応しています。

「お口より体の方が素直ですね、お嬢様」
「……お母様にっ、言い付けるわよ……っ」
「どうぞ。言い付けられる物なら」
「えっ、何っ……っやぁんっ!!」

 ビスカスは華奢な膝を開いて、閉じられない様に自分の体で押さえました。

「やっ……やぁ、やめてぇ」
「男の前でこんな恥ずかしい格好をしたって、お母様に言い付けますか?」

 太腿を撫で、下履きを取り去ると、まだ陰毛も生えて居ないつるりとした秘所が現れました。
 そこに指を這わせると、濡れた感触と細やかな水音がします。その淫靡さに、ビスカスはゾクゾクしました。

「いやっ……ゃぁああん……」
「こんなにしてらっしゃったんですね……気持ち良かったですか?」
「うっ……ううんっ、全然、気持ちよく、なんかっ」
「そうですか?イヤらしい音がしてますけど」

 いやいやと首を振り続けているローゼルの秘所を弄りながら耳朶を吸い息を吹き込む様に囁くと、体がびくんと跳ねました。

「っあ!!やぁんっ!」
「ほら……こんなに、気持ち良さそうだ」
「気持ち良くなんか、ないわっ……」

 ローゼルは涙目でビスカスを睨み付け、喘ぎ混じりの声で勇ましく抗いました。

「お前の言う通りになんか、ならないんだからっ……きゃああああぁっ!?」

ーーその時。
ほぼ同時に起こった閃光と雷鳴が、室内の空気をびりびりと震わせて、ローゼルは今までの抵抗を忘れビスカスにしがみつきました。

「やっ……やだ、怖いっ……助けて、ビスカスっ……!」

 ローゼルから抱き付かれて、ビスカスは幸福に酔いました。
 ローゼルは、雷鳴と閃光に怯えているだけなのです。
 けれど、そのいたいけな振る舞いは、ビスカス自身が求められているような錯覚を起こさせました。

「ええーー何も恐ろしく無くなるくらい、存分に助けて差し上げましょうね……お嬢様」

 雷鳴は止まず、夜はまだ始まったばかりです。
/9ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ