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アイドルと恋人契約
第2章 一週間目
「こんばんは、みずきさん」
時間通り駅に行くと、前回と同じ軽自動車の前に山田が立っていた。
スーツ姿の山田はどう見ても会社員にしか見えない。
「こんばんは」
緊張してうわずった声のみずきに、山田が微笑んだ。
「前回とは雰囲気が違いますね」
「仕事帰りなので……」
指摘されると少し恥ずかしい。
シンプルなワンピースにパンプスは朝のままで、メイクだけナチュラルながらもしっかりと施した。唇は控えめのグロスをつけて、ツヤのあるピンク色。
自分的にはいい感じだと思ったが、やはり芸能人を見慣れている人からすると地味にしか感じないのかもしれない。
不安になったみずきに気付いたのか、山田は「素敵ですよ」とフォローを入れてくれたが、お世辞にしか感じられなかった。
時間通り駅に行くと、前回と同じ軽自動車の前に山田が立っていた。
スーツ姿の山田はどう見ても会社員にしか見えない。
「こんばんは」
緊張してうわずった声のみずきに、山田が微笑んだ。
「前回とは雰囲気が違いますね」
「仕事帰りなので……」
指摘されると少し恥ずかしい。
シンプルなワンピースにパンプスは朝のままで、メイクだけナチュラルながらもしっかりと施した。唇は控えめのグロスをつけて、ツヤのあるピンク色。
自分的にはいい感じだと思ったが、やはり芸能人を見慣れている人からすると地味にしか感じないのかもしれない。
不安になったみずきに気付いたのか、山田は「素敵ですよ」とフォローを入れてくれたが、お世辞にしか感じられなかった。