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アイドルと恋人契約
第2章 一週間目
ね、と続けた翔の吐息が耳朶をくすぐり、身体中を甘いわななきが駆け抜ける。
指先がみずきの首筋に触れ、ゆっくりと撫でられると、うまく呼吸ができなくなってしまう。すぐ近くに翔の体温を感じて、みずきはもう何も出来なくなってしまっていた。
翔の問いかけに答え、みずきは何度も頷いた。その間にも翔の指は鎖骨まで下り、優しくそこを擽っている。
緊張と、期待と、快感と。身体が温度をあげ、まるで翔に支配されてしまったように動くことが出来ない。
「ね、俺も」
身体の横で脱力していた手首を翔が引き、みずきの手のひらが、翔の胸元へと導かれた。
熱い体温と、硬い胸板。一枚のシャツを通して、翔の鼓動が伝わってくる。
「緊張してる」
どく、どく、と揺れる鼓動は、みずきほどではないが確かに通常より激しく動いていた。
ふ、と耳元で翔が小さく笑う。
「行こうか」
みずきが返事をする前にそっと身体が抱き上げられ、そのまま翔に運ばれて、ベッドへと降ろされた。
指先がみずきの首筋に触れ、ゆっくりと撫でられると、うまく呼吸ができなくなってしまう。すぐ近くに翔の体温を感じて、みずきはもう何も出来なくなってしまっていた。
翔の問いかけに答え、みずきは何度も頷いた。その間にも翔の指は鎖骨まで下り、優しくそこを擽っている。
緊張と、期待と、快感と。身体が温度をあげ、まるで翔に支配されてしまったように動くことが出来ない。
「ね、俺も」
身体の横で脱力していた手首を翔が引き、みずきの手のひらが、翔の胸元へと導かれた。
熱い体温と、硬い胸板。一枚のシャツを通して、翔の鼓動が伝わってくる。
「緊張してる」
どく、どく、と揺れる鼓動は、みずきほどではないが確かに通常より激しく動いていた。
ふ、と耳元で翔が小さく笑う。
「行こうか」
みずきが返事をする前にそっと身体が抱き上げられ、そのまま翔に運ばれて、ベッドへと降ろされた。