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母さんをモノにしちゃった僕
第1章 母と息子
僕は瀬谷マモル。14歳。
F県に住む中学2年生。
特に成績優秀な訳でもスポーツが得意な訳でもない、どこにでもいる普通の中学生だ。
再来年は高校受験が控えてはいるが、今から焦らなくても希望の高校に入れる位の学力は身についているから何も心配していない。
家族は
父親・・瀬谷亮介、44歳。商社勤めで現在、中国に単身赴任中。
母親・・瀬谷香織、40歳。専業主婦。PTAの役員をしている。近所でも評判の美人。
つまり、我が家は僕と母さんの2人暮らしだった。
父さんは僕が物心付いた頃から、既に海外勤務が常となっており、なかなか父さんの顔を見る事ができなかった。
我が家は母子家庭だと母さんに言った事があった。
「そうね、ホントに母子家庭みたいね。でも、パパは外国で頑張ってお仕事してるんだから、応援してあげないとね。だから、ママがパパの分もマモルを可愛がるからね」
僕が幼い頃、よくママにそう言われたのだった。
だから、僕はずっとママに甘えてきた。
そしてママもそんな僕を許してくれた。
僕とママは、どの母子よりも仲良しだった。
F県に住む中学2年生。
特に成績優秀な訳でもスポーツが得意な訳でもない、どこにでもいる普通の中学生だ。
再来年は高校受験が控えてはいるが、今から焦らなくても希望の高校に入れる位の学力は身についているから何も心配していない。
家族は
父親・・瀬谷亮介、44歳。商社勤めで現在、中国に単身赴任中。
母親・・瀬谷香織、40歳。専業主婦。PTAの役員をしている。近所でも評判の美人。
つまり、我が家は僕と母さんの2人暮らしだった。
父さんは僕が物心付いた頃から、既に海外勤務が常となっており、なかなか父さんの顔を見る事ができなかった。
我が家は母子家庭だと母さんに言った事があった。
「そうね、ホントに母子家庭みたいね。でも、パパは外国で頑張ってお仕事してるんだから、応援してあげないとね。だから、ママがパパの分もマモルを可愛がるからね」
僕が幼い頃、よくママにそう言われたのだった。
だから、僕はずっとママに甘えてきた。
そしてママもそんな僕を許してくれた。
僕とママは、どの母子よりも仲良しだった。