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第6章 心変わり

僕は母さんと別れた。

実の母親と別れた・・なんておかしな話だが、元々、実の母親とあり得ない関係だったのだから、仕方がない。

母さんはやはり本当に八代とも別れたらしい。



僕は何か大切なものをなくしてしまった気がしていたが、誰もが経験出来る訳ではない貴重な体験をしたのだ。

実の母親に息子のこどもを産ませる僕の計画はここで挫折してしまったが、後々の事を考えるとこれでよかったのかも知れない。