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第9章 [官能] 浴室で

たつきは由衣の体を自分の方に向けさせて、視姦する。

「…そんなに見ないで下さいよ」

由衣は思わずもう一度体を隠した。

「…興奮する」

たつきはそういうと由衣の顎を持ち上げて深く口付けた。
そして、硬くなり始めたものを、由衣に押し当てる。

硬さがましていくにつれて、キスも激しくなる。

「ふぁっ…っは」
由衣の口内で、舌を絡めとると、甘い声が漏れはじめた。
由衣の舌も負けじとたつきに侵入すると、たつきはそれを吸って更に刺激を与えた。

たつきの手が由衣の太ももをなぞる。
ヌメリのある感触がいつもと違って、由衣はぞくりとする。

「っは、はぁ、ぁ」

太ももをさすっていた手がお腹を辿って、胸に戻った。
人差し指で何度も乳首をなぞる。

「硬くなってきたね」

そのまま、舐めようとして思いとどまり、シャワーを手に取る。

ちょうど良い加減に調整すると、由衣にかけた。
興奮しはじめている由衣はシャワーにも少しの気持ちよさを覚える。
泡が落ちていく。