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義妹(いもうと) 舞ちゃん
第13章 七回忌ですね。
『そうそう。私ね… 去年って言ってもまだ半年少しなんだけど、サイドビジネス始めたんだよ。 キョウスケが生きていたら絶対にしなかったこと。 ウフッ!なんだと思う? あ…キョウスケは天国にいるから多分お見通しかな…?どう?分かる? 私ね…中古下着とかのオークションサイトに出店して、出品しちゃってるの。 あ…。びっくりした? でも心配しないでね。身体を売るなんて馬鹿なことまではしないから絶対に…。もうキョウスケと出会った頃みたいなすさんだ生活はまっぴらだからね。 だってコンビニパートだけじゃリュウと暮らしていけないもん。それに私、中卒で資格なしでしょ…。だから今はこのサイトビジネスでなんとかリュウと暮らしてるよ…。』
読経の流れる
仏前でマイコの隣で座って手を合わせている
リュウは足が痺れてきたのか
モゾモゾしはじめたが
『リュウ!あとちょっと。きっと特急部隊スピードクロスたちならガマンできるよ!』と
リュウのお気に入りの
特撮ヒーローの名前を出して
リュウを励ましながら
マイコは
再び読経のなかで
キョウスケに心のなかで
話しかける
読経の流れる
仏前でマイコの隣で座って手を合わせている
リュウは足が痺れてきたのか
モゾモゾしはじめたが
『リュウ!あとちょっと。きっと特急部隊スピードクロスたちならガマンできるよ!』と
リュウのお気に入りの
特撮ヒーローの名前を出して
リュウを励ましながら
マイコは
再び読経のなかで
キョウスケに心のなかで
話しかける