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義妹(いもうと) 舞ちゃん
第13章 七回忌ですね。
7回忌の法要の読経が終わり
内山家よ檀那寺である
篤願寺の住職
篤信【コウシン】が
『タイスケさん、最近は鉄工所どうですか?』と
マイコから差し出された
お茶をすすりながら
タイスケにそう尋ねる
『いやぁ…ボチボチだなぁ… それよりアツノブは最近どうなの?まだ奥さん作らないの?』と
タイスケは
コウシンにそう話しかける
アツノブとは
篤信【コウシン】という住職の本名である
音読みか訓読みの違いではあるが
タイスケとアツノブ(コウシン)は
幼馴染みで同い年なのだった
『ああ。まあ嫁さんは、もうこの歳だから来てくれる人なんていないよ。 でもさ、人生結婚だけが幸せでもないし、こうして檀家さんとのつながりのなかで、この田舎町で仏門の修行を続ける毎日も、リア充の一種だよ。ハハッ…。』と
アツノブはタイスケにそう返した。
『そうそう。マイちゃん。リュウを君も大きくなって、お利口さんになったね…。足しびれたでしょう?でも、最後まで正座していたなんて、とても偉かったよ。』と
アツノブはマイコとリュウにも話しかけた。
内山家よ檀那寺である
篤願寺の住職
篤信【コウシン】が
『タイスケさん、最近は鉄工所どうですか?』と
マイコから差し出された
お茶をすすりながら
タイスケにそう尋ねる
『いやぁ…ボチボチだなぁ… それよりアツノブは最近どうなの?まだ奥さん作らないの?』と
タイスケは
コウシンにそう話しかける
アツノブとは
篤信【コウシン】という住職の本名である
音読みか訓読みの違いではあるが
タイスケとアツノブ(コウシン)は
幼馴染みで同い年なのだった
『ああ。まあ嫁さんは、もうこの歳だから来てくれる人なんていないよ。 でもさ、人生結婚だけが幸せでもないし、こうして檀家さんとのつながりのなかで、この田舎町で仏門の修行を続ける毎日も、リア充の一種だよ。ハハッ…。』と
アツノブはタイスケにそう返した。
『そうそう。マイちゃん。リュウを君も大きくなって、お利口さんになったね…。足しびれたでしょう?でも、最後まで正座していたなんて、とても偉かったよ。』と
アツノブはマイコとリュウにも話しかけた。