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第10章 ビジネスは順調に…。

キョウスケのスイミングは
1時間ほどのレッスン時間だ
マイコはキョウスケを
レッスンに送り込むと
そのままクルマを
タイスケの鉄工所へ向かわせた。


今でも休日には
タイスケの工場に
お弁当の差し入れを持って
顔を出しているのだった

ただ
最近のマイコには少し
気になることがある…
なんだか
タイスケのマイコに対する
受け応えがたどたどしいというか…
ぎこちないというか………。


『お義兄さん、なんか私に隠し事してる…？』

マイコにはそんなふうに
思えた。