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義妹(いもうと) 舞ちゃん
第12章 スペシャルプレゼント。
その日の夕方のこと…
マイコが再び
リュウを連れて
タイスケの自宅兼鉄工所にやってきた
『こんばんは〜! お義兄さ〜ん!』
タイスケは
ちょうどその時
風呂上がりだったから
慌てて身なりを整えて
玄関に出たが
すでにマイコは
リュウとともにリビングにいた
『あっ… マイちゃん。昼間はケーキありがとうね』
タイスケは
つとめて笑顔で
心のなかのマイコへの
ある種の後ろめたい感情を封印して
そう話しかけた
マイコは
そんなタイスケの感情を知らず
リビングのソファにリュウと座り
リラックスしながら
『ねぇ。お義兄さん、お風呂はいるときは玄関の鍵は閉めないと! お義兄さん、一人暮らしなんだから、何かと物騒だよ!』と
心配そうに
タイスケに忠告をした
『あっ!また、やっちゃったか…。』
タイスケは申し訳なさそうに
マイコに詫た。
『あー!またタイスケがママに叱られてるぅ!』と
リュウが
面白そうにそうはしゃぎながら
タイスケを見て笑っていた
マイコがこの街にタイスケを連れてきたときは
まだヨチヨチ歩きの1歳児だったのに
最近では
リュウは可愛がってくれる
叔父にあたるタイスケに
『タイスケ〜』と
親しみを込めて呼ぶようになっていた
タイスケはまんざらでもない気分だったが
その都度
『こらっ!リュウ! タイスケ〜じゃないでしょうが! タイスケおじちゃんって言いなさい!』と
マイコはマメに注意をする…。
マイコが再び
リュウを連れて
タイスケの自宅兼鉄工所にやってきた
『こんばんは〜! お義兄さ〜ん!』
タイスケは
ちょうどその時
風呂上がりだったから
慌てて身なりを整えて
玄関に出たが
すでにマイコは
リュウとともにリビングにいた
『あっ… マイちゃん。昼間はケーキありがとうね』
タイスケは
つとめて笑顔で
心のなかのマイコへの
ある種の後ろめたい感情を封印して
そう話しかけた
マイコは
そんなタイスケの感情を知らず
リビングのソファにリュウと座り
リラックスしながら
『ねぇ。お義兄さん、お風呂はいるときは玄関の鍵は閉めないと! お義兄さん、一人暮らしなんだから、何かと物騒だよ!』と
心配そうに
タイスケに忠告をした
『あっ!また、やっちゃったか…。』
タイスケは申し訳なさそうに
マイコに詫た。
『あー!またタイスケがママに叱られてるぅ!』と
リュウが
面白そうにそうはしゃぎながら
タイスケを見て笑っていた
マイコがこの街にタイスケを連れてきたときは
まだヨチヨチ歩きの1歳児だったのに
最近では
リュウは可愛がってくれる
叔父にあたるタイスケに
『タイスケ〜』と
親しみを込めて呼ぶようになっていた
タイスケはまんざらでもない気分だったが
その都度
『こらっ!リュウ! タイスケ〜じゃないでしょうが! タイスケおじちゃんって言いなさい!』と
マイコはマメに注意をする…。