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義妹(いもうと) 舞ちゃん
第12章 スペシャルプレゼント。
『じゃあ、今度は足もとから、マッサージ始めますね〜。』
マイコは
タイスケの足もとからマッサージをはじめた…


あ…!
仰向けで
マッサージをする
マイコを何気なく見つめていたタイスケは
心のなかで
叫び声を上げそうになった…


仰向けになっているタイスケの
足もとを施術する
マイコの胸元が丸見えなのである!


胸もとの隙間からは…
マイコの白いブラが
マイコの乳房を包み込んでいるのが
丸見えだったのである…

タイスケは思わず
顔を横に向けて
見ないようにした

すると…
『あ。お義兄さん。テレビ気になると思うけど、顔はできるだけ上を向けてて…。極端に今みたいに横向くと、身体のバランス崩しちゃって、マッサージの効果が減っちゃうからね。』
マイコは
タイスケにそう告げて
マッサージの箇所を足指から
ふくらはぎとすね…
さらに
太ももへと移動させる


ああぁぁ…
困ったなぁ………
でも言えないよなぁ
『マイちゃん、ブラが丸見えなんだけど…』って…
言えたら
どんなに気が楽か…

いや待てよ?
言わずに黙っている方が
やはり
マイちゃんがいずれ気づいたときに
『お義兄さん!もしかして私の胸もと覗いてた!? なんだかガッカリだわっ! お義兄さんって、いい人ぶってて、実はガッツリなムッツリスケベだったのね!』
なんて言われるかもしれないし…

ああっ!
俺はどうしたら…

元来
能天気で楽天家だったキョウスケとは違い
生真面目で不器用なタイスケは
頭のなかで
そんな思いがグルグルと渦巻いていた。
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