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プロポーズ体験売り出します
第7章 目的達成につき販売終了
「まず最初に、一番大切な事を報告します。
プロポーズ体験は水神様への販売をもって終了します。
このif事業部は、無くなります」
すかさず俺は何言ってんすか!と叫びながら反射的に立ち上がった。
「販売終了?事業部は解散ってことですか!なんで?まだ始まったばっかでしょ!
売り上げなくて当然でしょ!まだ3つしか売ってないんですよ?
それなのにもう結果出しちゃうんですか?会社ってそんな簡単なもんですか?」
新しく始める事業にはリスクはつきものだ。
そんなことくらい社会人1年生の俺にだってわかる。
売り上げが安定し利益が出るようになるまでにはそれなりに時間がかかることくらい
承知で新しい商売を始めるのに・・
頭から湯気が立ち上るくらいの勢いの俺を、まり恵ちゃんは無言でじっと見ている。
早くなんか言えよ。
興奮に息を荒くする俺に、やっとまり恵ちゃんは声をかけた。
そうじゃないのよ、と。
「そうじゃない?じゃあなんなんすか?」
「会社辞めるのよ、私」
プロポーズ体験は水神様への販売をもって終了します。
このif事業部は、無くなります」
すかさず俺は何言ってんすか!と叫びながら反射的に立ち上がった。
「販売終了?事業部は解散ってことですか!なんで?まだ始まったばっかでしょ!
売り上げなくて当然でしょ!まだ3つしか売ってないんですよ?
それなのにもう結果出しちゃうんですか?会社ってそんな簡単なもんですか?」
新しく始める事業にはリスクはつきものだ。
そんなことくらい社会人1年生の俺にだってわかる。
売り上げが安定し利益が出るようになるまでにはそれなりに時間がかかることくらい
承知で新しい商売を始めるのに・・
頭から湯気が立ち上るくらいの勢いの俺を、まり恵ちゃんは無言でじっと見ている。
早くなんか言えよ。
興奮に息を荒くする俺に、やっとまり恵ちゃんは声をかけた。
そうじゃないのよ、と。
「そうじゃない?じゃあなんなんすか?」
「会社辞めるのよ、私」