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プロポーズ体験売り出します
第2章 二人だけのオフィス
つづいて下の階に降り、今度は企画部の部屋に連れて行かれた。
ここには男性も結構いる。
女性陣は上の階と同じくざわめいている。
男性陣にやっかまれるか?と思いきや、ここにいる男たちもかなりイイ男ばっかり。
美人部長の京香ちゃんの後ろから現れた男なんて俺よりも背が高くて、
その瞳の色からハーフだと推測されるめちゃめちゃ整った顔だ。
京香ちゃんは一声かけて自分に注目を集めると、紹介しますと、と声を張った。
「新入社員の菱沼航星君です。まだ研修期間なのでアルバイトなのね。
で、試験的に立ち上げた新事業部に配属になったので
お向かいの小さなオフィスでの勤務になります。
人出が欲しい時、男手が必要な時には声かけて手伝ってもらっていいからね。
いいわよね?総務部長?」
「ええ、手が空いている時なら、どうぞ」
今、二人のオンナ部長の間で火花が散ったぞ。
見えたの、俺だけじゃないはずだ。
でもそんなのには慣れっこになっているのか、女性スタッフたちは
ハァ~イと呑気な声をあげ、男性スタッフたちは俺を取り囲んで
好意的な笑顔で迎えてくれた。
ここには男性も結構いる。
女性陣は上の階と同じくざわめいている。
男性陣にやっかまれるか?と思いきや、ここにいる男たちもかなりイイ男ばっかり。
美人部長の京香ちゃんの後ろから現れた男なんて俺よりも背が高くて、
その瞳の色からハーフだと推測されるめちゃめちゃ整った顔だ。
京香ちゃんは一声かけて自分に注目を集めると、紹介しますと、と声を張った。
「新入社員の菱沼航星君です。まだ研修期間なのでアルバイトなのね。
で、試験的に立ち上げた新事業部に配属になったので
お向かいの小さなオフィスでの勤務になります。
人出が欲しい時、男手が必要な時には声かけて手伝ってもらっていいからね。
いいわよね?総務部長?」
「ええ、手が空いている時なら、どうぞ」
今、二人のオンナ部長の間で火花が散ったぞ。
見えたの、俺だけじゃないはずだ。
でもそんなのには慣れっこになっているのか、女性スタッフたちは
ハァ~イと呑気な声をあげ、男性スタッフたちは俺を取り囲んで
好意的な笑顔で迎えてくれた。