この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
プロポーズ体験売り出します
第4章 一人目のお客様
「こちらのホームページを見つけたのは本当に偶然なの。
その日にね、かつての会社の後輩からプロポーズされたんですってメールが来てね。
いいわねって思いながらなんのけなしにプロポーズって言葉で検索したの。
そしたらこちらの、プロポーズ体験っていうのがでてきてね。
見たらプロポーズ体験を売り出すっていうじゃないの。
これは面白そうってすぐに申し込んじゃったの」
「そうでしたか、ありがとうございます。実は芦田様が第一号のお客様なんですよ」
まり恵ちゃんがそう言うと芦田弘恵は顔じゅうのパーツを広げて笑った。
「ほんとに?一番ってなかなかなれるものじゃないじゃない?私ツイてるのかも」
コロコロと笑い続ける弘恵につられてまり恵ちゃんも笑いを引きずった。
そしてこの俺も。
和んだ雰囲気の中で本格的な話が始まり、彼女の希望をパソコンに打ち込んだ。
二人が大好きな海でというのが彼女の希望だ。
あとはこちらにお任せで、とのことだった。
その日にね、かつての会社の後輩からプロポーズされたんですってメールが来てね。
いいわねって思いながらなんのけなしにプロポーズって言葉で検索したの。
そしたらこちらの、プロポーズ体験っていうのがでてきてね。
見たらプロポーズ体験を売り出すっていうじゃないの。
これは面白そうってすぐに申し込んじゃったの」
「そうでしたか、ありがとうございます。実は芦田様が第一号のお客様なんですよ」
まり恵ちゃんがそう言うと芦田弘恵は顔じゅうのパーツを広げて笑った。
「ほんとに?一番ってなかなかなれるものじゃないじゃない?私ツイてるのかも」
コロコロと笑い続ける弘恵につられてまり恵ちゃんも笑いを引きずった。
そしてこの俺も。
和んだ雰囲気の中で本格的な話が始まり、彼女の希望をパソコンに打ち込んだ。
二人が大好きな海でというのが彼女の希望だ。
あとはこちらにお任せで、とのことだった。