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プロポーズ体験売り出します
第5章 二人目のお客様


 絹田彩加の希望は、「なんでもいい」だった。
どんなシチュエーションでも何か小道具を使うならそれでもいいし、
言葉はプロポーズとしてはありきたりなものでかまわない。
それが彼女の提示した要望だった。

でもそれって、かえって難しい。
まるまるこっちに丸投げなんだから。
何のヒントもなくプランをたてなきゃいけない。究極に難しい。どうしろっていうんだ?

頭を抱えた俺たちは、結局ごくありふれた、
よくありがちなプロポーズをしようと結論を出した。

場所は、横浜のデートスポットとして人気のみなとみらいにして、
お茶している間に日が暮れて、それからでっかい観覧車に乗る。
で、てっぺんに到達したところでプロポーズの言葉と小さな小箱を差し出す。
中味は指輪、といきたいところだが、彼女の指輪のサイズがわからないから
ペンダントにでもしたらどうかとまり恵ちゃんから提案された。
本来は小道具にかかる費用も請求する契約になっているのだが、
芦田弘恵の時と同様に我々からのプレゼントとすることにした。
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