この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
プロポーズ体験売り出します
第6章 いよいよ、3番目のお客様
そう、ここは東京タワー。

どでかいイベントにはもってこいの場所だと今なら思えるけど、
机の上のパソコンに向かっていた時には頭の中に浮かんでこなかった。

展望デッキから自分たちが毎日せせこましく働いている街を見下ろせば、
普段の自分とは違った自分に出会えるだろうし、なんといっても気持ちを作れる。
芝居といってもプロポーズをするわけだから、
とっておきの場所を選ぶ方がより満足してもらえるはずだと思った。

「ほんとはね、さっきとっさに思いついたんだよ。
 246からちらっと見えた時に予定変更しようって決めたんだ」

どんな演出でもいい。
欲しい言葉を愛しい人の代わりに言ってもらえるならという
飾り気のないリクエストだったけど、エレベーターに乗り込んだ水神さんは、
気圧でキンとする耳を抑えながら期待に胸を膨らませるように頬をあげていた。


/116ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ