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第1章 ぴーちがーる

４

それからまた６日後のことがありました。

この最近、はーくんのママのモデルのお仕事が大量に入っていましたので、みうちゃんはお泊まり保育の保育園に滞在することになっていましたが、はーくんは孤独を抱え込んでしまったようでありました。

アタシも、この最近クラスのコたちとの予定がありましたので、はーくんのメンドーを見る時間があまりありませんでした。

そうしたことが原因で、アタシは知らないうちにはーくんを孤独のふちに追い込めてしまったのでありました。

それと比例するように、はーくんはこの最近バイトをさぼるようになってしまったようでありました。

はーくん…

この最近、疲れているのじゃないのかな…

アタシはそれでも、はーくんは夏の暑さで身体がしんどいと言うているので、休めばまた元気になれると信じていましたので、口出しをしないようにしていました。