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蝶々と甘い蜜。
第6章 蝶が羽ばたくとき
「福田さん、ありがとうございます……でも、私…福田さんとは付き合えないです。」
「俺、待ちます。待つのも……ダメですか?」
「私は、あの会社を辞めて、私のことを知らないところへ行くって決めていますから……だから、福田さんとも会えるのもあと僅かです。」
「じゃあ、あと三か月、三か月だけ時間を俺にください。」
「いや、でも……」
「三か月間、俺のことを知ってもらいたいです。それでもやっぱり無理なら、諦めます。」
自分の気持ちは変わることはないのは自分でも分かっていた。
だけど、福田さんの真っ直ぐな瞳を見ていたら
『三島以外の誰を好きになれたら……』
ずっと願っていた私の願いを
福田さんが叶えてくれるかもしれない。
「福田さんを傷つけるかもしれません……」
「いいです。もう、会えなくなるなら、傷ついたって宮園さんと向き合いたいんです。」
「俺、待ちます。待つのも……ダメですか?」
「私は、あの会社を辞めて、私のことを知らないところへ行くって決めていますから……だから、福田さんとも会えるのもあと僅かです。」
「じゃあ、あと三か月、三か月だけ時間を俺にください。」
「いや、でも……」
「三か月間、俺のことを知ってもらいたいです。それでもやっぱり無理なら、諦めます。」
自分の気持ちは変わることはないのは自分でも分かっていた。
だけど、福田さんの真っ直ぐな瞳を見ていたら
『三島以外の誰を好きになれたら……』
ずっと願っていた私の願いを
福田さんが叶えてくれるかもしれない。
「福田さんを傷つけるかもしれません……」
「いいです。もう、会えなくなるなら、傷ついたって宮園さんと向き合いたいんです。」