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蝶々と甘い蜜。
第6章 蝶が羽ばたくとき
「綺麗な人……」
「そうですね……あ、でも自分は宮園さんのほうが…」
「ふふ……福田さん、大丈夫だよ、あ……」
「敬語、やめましょうか。」
「……そうだね。」
私は、三島の前に付き合った男の子は
1人しかいない。
その男の子とはただ一緒に帰ったりするだけで
しかもその男の子から告白してきて付き合って…
恋が何なのか、私には経験値が低くて、福田さんとどういう風に接すればいいのかわからなかった。
「宮園さん……今度、遊びに…行かない?」
「え?」
「あ、宮園さんがしたいことでいいから!例えば買い物とか、映画とか。デートって感じじゃなくて、友達と遊ぶって感じに思ってくれれば……」
「うん、じゃあ、映画観たいかな。」
「じゃあ、映画観に行きましょう!あ……」
「福田さん、敬語……」
顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしている福田さんの顔を見ていたら
福田さんも私と同じぐらいの恋愛経験値なのかもしれないと思った。
経験値が低いなりに2人のペースでやっていけたら……
そう、思っていた。
「そうですね……あ、でも自分は宮園さんのほうが…」
「ふふ……福田さん、大丈夫だよ、あ……」
「敬語、やめましょうか。」
「……そうだね。」
私は、三島の前に付き合った男の子は
1人しかいない。
その男の子とはただ一緒に帰ったりするだけで
しかもその男の子から告白してきて付き合って…
恋が何なのか、私には経験値が低くて、福田さんとどういう風に接すればいいのかわからなかった。
「宮園さん……今度、遊びに…行かない?」
「え?」
「あ、宮園さんがしたいことでいいから!例えば買い物とか、映画とか。デートって感じじゃなくて、友達と遊ぶって感じに思ってくれれば……」
「うん、じゃあ、映画観たいかな。」
「じゃあ、映画観に行きましょう!あ……」
「福田さん、敬語……」
顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしている福田さんの顔を見ていたら
福田さんも私と同じぐらいの恋愛経験値なのかもしれないと思った。
経験値が低いなりに2人のペースでやっていけたら……
そう、思っていた。