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蝶々と甘い蜜。
第9章 限界
無我夢中で走った。


こんな風に走ったのは学生時代以来。
一生懸命走っているつもりなのに、体は思ったより動かなくて、速く走っているつもりなのに、遅く感じる。


「あっ…ごめんなさいっ……」


前に人がいるのも分からないぐらい、今の私には三島のことしか頭になかった。


「宮園さん!?」


「福田さんっ……」


「心配で電話したんだけど繋がらなかったから……さっきのことも謝りたくて…」


「福田さん……ごめんなさいっ…」


「宮園さん……あの人のところに行くの?」


「……こんなこと間違っているのは分かっている。だけど、どうしても会いたいの……今頃、三島さんが奥様と……考えるだけで嫌なのっ……」
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